赤羽もり内科・腎臓内科の院長の森 維久郎です。
本態性高血圧について書きます。
本態性高血圧とは
本態性高血圧とは、原因が明らかではない高血圧のことを指します。
高血圧の方の8-9割がこの「本態性高血圧」で、残りの1-2割の方がホルモンの病気など何らかの病気が原因で起きる「二次性高血圧」です。
本態性高血圧の原因
本態性高血圧の原因として以下のような原因が考えられます。
- 塩分の摂りすぎ
- タバコを吸っている
- 過度の飲酒
- 運動不足
- ストレス
- 肥満
- 加齢
- 遺伝・体質 など
つまり、多くが日々の生活習慣から来ています。
本態性高血圧の症状
軽症~中等症では全く症状がありません。
上の血圧が170mmHgや190mmHgくらいの重症になると
- 頭痛
- めまい
- 動機 など
の症状がでます。
長期的に高血圧の状態が放置されると、動脈硬化が進行します。動脈硬化は全身に起きて、心臓・脳などの血管にも起きます。
最終的に
- 脳出血
- 心筋梗塞
- 腎臓病 など
の病気を引き起こします。
本態性高血圧の治療
基本的に一般的な血圧の治療を行います。
詳しくはこちらのページ「高血圧といわれたらまず読んでほしい記事」にまとめていますのでご参照ください。
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